エピローグ:家を購入した後で~その1プロパティータックス
2011年 12月 31日
家を購入した後で、そういえば色々まだ考える事があるぞ...と思ったので、追記します。
まずはプロパティータックスの割引申請。
家を購入したその年は、得られないのですが、翌年1月1日からカウンティーにHOME STEAD EXEMPTIONという持ち家に住んでいる方が得られるプロパティータックスの割引を得る事ができます。
フォームはこちらから。
この用紙に必要事項を明記して、その年の1月1日以降から送ってください。慌てて前年中に送っても対応されません。 尚、この書類は一回送ったら、その後その家に住む限り送る必要はありません。
通常は約20%くらいの割引が得られると思います。
尚、このプロパティータックスを扱う部署のデーター(家主の名前など)は一般公開されています。
ハリスカウンティーに住んでいる方は、ここから ,SUGARLANDの方、及びKATYの方はここからアクセスして、住所などを入れると、誰が家主か、家のプロパティータックス価格、購入年などが分かります。
プライバシーなどを気にする方は、HARRIS COUNTY在住であれば、家主の名前を”CURRENT OWNER"と変えて、名前を伏せる事ができます。 この書類が必要な方は私までお問合せください。
ところで、このプロパティータックスとマーケット価格は一致していないのには気づきましたでしょうか?
プロパティータックスは、カウンティーの査定者が毎年そのエリアを調査して、査定価格を決めます。その金額に合わせてプロパティータックスが課されるので、その査定価格が低ければ、その分プロパティータックスも低めになります。
ただし、今年から経済の向上と不動産マーケットの向上を見越して、どのエリアも査定価格を上げて、プロパティータックスが吊り上がっています。 噂によれば、ここ10年の間に査定価格を上げて、いずれはマーケット価格とカウンティーの査定価格に差がないようにする方針だとの事です。
ヒューストンは、州税も市税もないので、このプロパティータックスって重要な収入源であるので、これを見逃すわけはないですよね。
尚、プロパティータックスのお知らせはだいたいその年の始めに郵送で届きます。その査定価格に異議がある方は、まずはカウンティーのウエブサイトからプロテスト(抗議)をすることができます。
その際には、なぜ自分はその査定価格に異議があるのか、その証拠書類など(過去のマーケットデーターなど)を元に意見をします。 ここで受け入れられれば価格は改定されますが、却下された場合は、次にCOUNTYオフィスにて実際にカウンティーの査定者と会って抗議をします。その日程、時間は決められており、その時間帯に行けない場合は一回のみ予定変更ができたはずです。
また、その面会抗議でも、却下された場合、諦めるか、もしくは次の段階に進む事ができます。
次の段階は、カウンティーの査定の方などが4人ほど集まり、その人の前で、プレゼンテーションをするのです。 必要証拠書類などを各自に配って目を通してもらう為、書類を持参する場合は4-5ほどのコピーを用意してください。 ここで受け入れられるか、却下されるかが決まります。
このような抗議に自信がない方などは、プロパティータックスのプロテストを代行する会社などもありますので、そちらに尋ねてみてください。
ちなみに、私は自分で抗議を過去3回しました。最初の時は、面談抗議で却下され、これ以上先に進んでもしょうがないなどと散々言われて、泣く泣く退散し。 二回目の時は、抗議で却下されたけれど、次の4人査定者の前で、声を震わせながらプレゼンに挑み、なんとか査定価格交渉成功し、三回目の時は、面談抗議であっというまに許可されて...という結果でした。
この抗議(プロテスト)は無料ですし、査定価格に異議があるという場合はやはり声を上げなければ、カウンティーの思う壺。その分多く税金が取られるのですから、行動に出るのも一つの手です。
かくいう私も、この過去3回、本当に毎回心臓バクバクドキドキして、前日はやっぱりやめてしまおうと何度も思いました。今後抗議をする事があっても、同じように緊張でハラハラドキドキするのだと思います。
...そんなへなちょこな私がいうのもなんですが、もしこの抗議に挑む方がいれば、私ができるアドバイスはただ一つ
①自分の抗議が成り立つ資料(過去のマーケット資料など)を持参
②相手は所詮お役所の人ですし、人間です。相手の気持ちを荒立てないよう、下手に丁寧に出てください。相手の気を損ねさせたり、嫌な態度や卑下する言動などしたら、一発で却下です。
まずはプロパティータックスの割引申請。
家を購入したその年は、得られないのですが、翌年1月1日からカウンティーにHOME STEAD EXEMPTIONという持ち家に住んでいる方が得られるプロパティータックスの割引を得る事ができます。
フォームはこちらから。
この用紙に必要事項を明記して、その年の1月1日以降から送ってください。慌てて前年中に送っても対応されません。 尚、この書類は一回送ったら、その後その家に住む限り送る必要はありません。
通常は約20%くらいの割引が得られると思います。
尚、このプロパティータックスを扱う部署のデーター(家主の名前など)は一般公開されています。
ハリスカウンティーに住んでいる方は、ここから ,SUGARLANDの方、及びKATYの方はここからアクセスして、住所などを入れると、誰が家主か、家のプロパティータックス価格、購入年などが分かります。
プライバシーなどを気にする方は、HARRIS COUNTY在住であれば、家主の名前を”CURRENT OWNER"と変えて、名前を伏せる事ができます。 この書類が必要な方は私までお問合せください。
ところで、このプロパティータックスとマーケット価格は一致していないのには気づきましたでしょうか?
プロパティータックスは、カウンティーの査定者が毎年そのエリアを調査して、査定価格を決めます。その金額に合わせてプロパティータックスが課されるので、その査定価格が低ければ、その分プロパティータックスも低めになります。
ただし、今年から経済の向上と不動産マーケットの向上を見越して、どのエリアも査定価格を上げて、プロパティータックスが吊り上がっています。 噂によれば、ここ10年の間に査定価格を上げて、いずれはマーケット価格とカウンティーの査定価格に差がないようにする方針だとの事です。
ヒューストンは、州税も市税もないので、このプロパティータックスって重要な収入源であるので、これを見逃すわけはないですよね。
尚、プロパティータックスのお知らせはだいたいその年の始めに郵送で届きます。その査定価格に異議がある方は、まずはカウンティーのウエブサイトからプロテスト(抗議)をすることができます。
その際には、なぜ自分はその査定価格に異議があるのか、その証拠書類など(過去のマーケットデーターなど)を元に意見をします。 ここで受け入れられれば価格は改定されますが、却下された場合は、次にCOUNTYオフィスにて実際にカウンティーの査定者と会って抗議をします。その日程、時間は決められており、その時間帯に行けない場合は一回のみ予定変更ができたはずです。
また、その面会抗議でも、却下された場合、諦めるか、もしくは次の段階に進む事ができます。
次の段階は、カウンティーの査定の方などが4人ほど集まり、その人の前で、プレゼンテーションをするのです。 必要証拠書類などを各自に配って目を通してもらう為、書類を持参する場合は4-5ほどのコピーを用意してください。 ここで受け入れられるか、却下されるかが決まります。
このような抗議に自信がない方などは、プロパティータックスのプロテストを代行する会社などもありますので、そちらに尋ねてみてください。
ちなみに、私は自分で抗議を過去3回しました。最初の時は、面談抗議で却下され、これ以上先に進んでもしょうがないなどと散々言われて、泣く泣く退散し。 二回目の時は、抗議で却下されたけれど、次の4人査定者の前で、声を震わせながらプレゼンに挑み、なんとか査定価格交渉成功し、三回目の時は、面談抗議であっというまに許可されて...という結果でした。
この抗議(プロテスト)は無料ですし、査定価格に異議があるという場合はやはり声を上げなければ、カウンティーの思う壺。その分多く税金が取られるのですから、行動に出るのも一つの手です。
かくいう私も、この過去3回、本当に毎回心臓バクバクドキドキして、前日はやっぱりやめてしまおうと何度も思いました。今後抗議をする事があっても、同じように緊張でハラハラドキドキするのだと思います。
...そんなへなちょこな私がいうのもなんですが、もしこの抗議に挑む方がいれば、私ができるアドバイスはただ一つ
①自分の抗議が成り立つ資料(過去のマーケット資料など)を持参
②相手は所詮お役所の人ですし、人間です。相手の気持ちを荒立てないよう、下手に丁寧に出てください。相手の気を損ねさせたり、嫌な態度や卑下する言動などしたら、一発で却下です。
by houstonrealtor
| 2011-12-31 10:37
| ヒューストン家の買い方