ヒューストンの12月の物件売り上げ報告(HAR.COMより)   

2016年 01月 19日

遅くなりましたが、先月12月のヒューストンの不動産販売報告の結果がヒューストン不動産協会(HAR.COM)より発表されました。
ごく簡単ですが、内容を要約しますので、ご参照ください。参考にしたHAR.COMの原文はこちらをご参照ください。

その報告によりますと、石油価格の下落による石油業界の解雇などの経済への影響もありながらも、低いインベントリー(物件の在庫)という状況もあり、結果的には、
販売数は経済学者たちが予想したように、落ちました。特に後半の3か月(12月も含む)は売り上げ数が減った期間になりました。

12月の一軒家の販売は9.7%、一昨年(2014年)の12月に比べると9.9%からの落ちになります。12月の一軒家の販売は5879件(2014年12月は6507件)。この売り上げの落ち込みに伴い、低かったインベントリー期間が、一番低い時期で2.5か月であったのが、3.2か月にまで伸びました(註:インベントリー期間は、今売りにでいている物件が全て売り切るまでの期間を統計したものです。基本的には、インベントリー期間が6か月以上であれば、BUYERS MARKETつまり、買い手にとって有利なマーケットと言われ、6か月以下の場合はSELLER MARKETつまり、売る側にとって有利と言われています)
家の金額が$150,000から$500,000までの一軒家は2014年と比較すると変更はなかったのですが、$150,000以下の物件や、逆に$500,000以上の物件に関しては売り上げが下がっています。

”石油原価が$30/バレルを下回れば、ヒューストンの不動産は少なくとも、少しの間は冷えるだろう”と、ヒューストン不動産協会のチェアマンであるMARIO ARRIAGAさんは伝えています。”良いニュースとしては、ヒューストンの経済は、80年代のオイルショックの時とは異なり、産業が多様化されており、石油以外のビジネスや産業が、引き続き伸び、雇用を行っている為、消費者の確信は冷静になってくるだろう”との事です。

一昨年は、ヒューストンは世界から他州から、雇用の為、移動をしてくる方が増え、それに伴い家の購入者や借家をするものが増えましたが、昨年の11月のテキサス州の労働協会(TEXAS WORKFORCE COMMISSION)の報告によりますと、ヒューストンエリアはたったの4800の仕事を11月に追加しただけで、この数字は、過去25年の統計の中で3番目に悪い11月の成績になっているようです。GREATER HOUSTON PARTNERSHIPによると、ヒューストンエリアは通常毎月10,000から12,000の仕事を増やしているそうです。

12月の一軒家の平均価格は、0.6%下がって、$280,201となっています。

2015年の一年間の不動産マーケットの比較

2015年の比較としては、オイル価格の下落による解雇などがヒューストンマーケットに起こりましたが、合計で73,724件の一軒家が販売され、88,764が全ての不動産(コンドミニアム、ハイライズなども含む)の販売数になります。この数字は、2014年に次ぐヒューストンでは二番目に高い数字となっています。
一軒家の販売は2.4%、2014年と比べると下がりましたが、平均価格は3.7%あがる$280,290となっています。
一か月内で最も一軒家が販売された月は2015年の7月の7895件で、一番低い販売数であた月は一月の4109件でした。


CATEGORIESFULL-YEAR 2014FULL-YEAR 2015CHANGE
Single-family home sales75,53573,724-2.4%
Total property sales91,43988,764-2.9%
Total dollar volume$23,553,542,859$23,559,111,5141.0%
Single-family average sales price$270,182$280,2903.7%
Single-family median sales price$199,000$212,0006.5%
* Months inventory estimates the number of months it will take to deplete current active inventory based on the prior 12 months sales activity. This figure is representative of the single-family homes market.

参考にしないでください、最後に私の勝手な意見なので…
石油価格の下落の影響は大なり小なりヒューストンの経済や不動産に影響をしていくのではと予想しています。今まで物件がマーケットに出ると、その日のうちに競合が起こり、値段を競い合わないと勝ち取れなかったような事は、今年はないと思います。ただ、ヒューストンは石油のみの産業に頼ってはおらず、産業の分散化(石油以外のエネルギー開発、教育、観光、医療関係など)に務めてきたので、2008年から2010年ごろに起こったような、不動産下落などにつながるとは思えません。
私の勝手な意見なのですが、今までの競合が起こるようなマーケットが異常であり、そのような状態がこれ以上続くと、ヒューストンでは今まで観られた事がないバブルが起こり、やがて破裂する時が来ますから、少し不動産が落ち着く方が、長い目を見て不動産の健康なマーケットにとっては良いのではと思っています。
もちろん、この石油価格の下落を、非常に悲観的に観る方も多くいますので、今年は各自が予想した経済状況が今年末に見直した時に、どう動いているか?が見ものだと思います。


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by houstonrealtor | 2016-01-19 14:42 | ヒューストン不動産 | Trackback | Comments(0)

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