2016年ヒューストンの不動産状況石油価格の下落でも今年は心配ない!?
2016年 01月 24日
ヒューストンビジネスジャーナルの記事からです。
またもやZILLOWが発表した記事が抜粋されていますが、2016年のヒューストンの不動産マーケットに関して、ZILLOWのエコノミスト(経済評論家)によると、
石油価格の下落によるヒューストンの不動産状況だが、今年は心配する必要がない、と発表しています。
ZILLOWの予想ですと、今年のヒューストンの不動産の上昇率は3.5%(昨年の8%を下回っています)と予想しています。
石油価格の下落が、ヒューストンの不動産に影響を起こす事は確かですが、ZILLOWのエコノミストのSVENJA GUDELLさんによると、
ヒューストンのマーケットが緩やかになることは、ハウジングバブル(不動産バブル)を防ぐとともに、買い手にとっても買いやすいマーケットになるという事で、
決して悪い事ではないと言っています。
これは私も同感です。
ヒューストンは今までハウジングバブルというのを経験したことがなかったので、前回のリーマンショックや、サブプライムなどの経済打撃を受けたときでも、他州に比べて痛手を受けなかったわけで、ゆっくりと3%ほどの緩やかな上昇をしていることが健康な不動産マーケットだと思っています。
また、特にBUYERにとっては、ここ数年間は、値段を釣り上げ、しかもマーケットに物件が出た当日などにオファーを出さないと、他の方に取られてしまうような状況であったので、ゆっくり家を物色する暇も、交渉する余裕すらありませんでしたから、落ち着いて物件を見て、値段や契約内容を交渉する余地が多少なりとも出てくるというのは、良い事だと思います。SELLERにとっても、慌ててBUYERを決める事はなくなるので、以前より競争などもなくなると思いますし、家がどれだけ早く売れるか?という事も心配はあるかもしれませんが、BUYERをしっかり見極める事ができると思うのです。
HBJの詳しい記事はこちらを
by houstonrealtor
| 2016-01-24 02:49
| ヒューストン不動産