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2020年1月のヒューストンの不動産販売状況の報告がありました


HAR(Houston Association of Realtors,ヒューストン不動産協会)が2020年1月の販売状況を発表しました。
内容をかいつまんでお知らせしますが、英語の詳細はこのリンクをご参照ください。


2020年1月、まだ金利が低いモ―ゲッジローン(住宅ローン)も手伝って、売り出しも好調だと発表しています。
価格帯が$500,000-$700,000(53,799,250 円~75,318,950円)の物件が一番売れて、その後は、$250,000-$500,000の価格帯の家が売れたそうです。
1月には4699の戸建てが売れました。これは昨年の1月の4112戸の販売数と比較すると、14.3%の上昇です。7年続けて1月の販売数が上昇しています。
戸建ての**中央値は4.5%上昇した$234000、返金価格は4.6%上昇の$291,034となっており、1月の価格帯では最も高い価格となっています。

販売数は、総合で5800戸、2019年1月と比較すると15.2%の上昇で、総合販売金額は17.1%上昇した1.6ビリオンドルとなっています。
”一月はホリデーシーズンの直後ともあり、通常は販売は緩やかであるが、住宅ローンの低金利などの影響や好調な経済の助けもあり、ヒューストンの不動産マーケットはそれらの恩恵を受けている”とHARのチェアマンのJOHN NUGENTさん(RE/MAX SPACE CENTER)は言っています。

フレディーマックの情報によると、住宅ローンの金利は30年の固定で、先週3.45%に下がったという事です。この数字は2016年10月以来の低い数字です。GHP(the Greater Houston Partnership) の報告によると、1/24のHouston Employment Update では、ヒューストンは2.8%上昇の88,000の仕事を作り出しているとのことで、2019年の12月の失業率は3.6%で、2018年の12月の3.9%よりも下がっています。

賃貸のマーケットに関しては、1月に家を購入しない方々が家を賃貸したため、戸建ての賃貸は去年と比較して14.5%の上昇(タウンホーム、コンドミニアムは5.6%の上昇)平均の戸建て家賃は1.7%上昇の$1782、平均のタウンホームとコンドミニアムは5.9%上昇の$1598でした。

1月の比較は、2019年の1月と比較して、1月の販売総合金額は1月の最高値を出しました。販売数は7212戸で、これは昨年の1月と比較して21.1%の上昇です。戸建てのINVENTORY 期間(今マーケットに出ている物件がすべて売り切る期間を示すもの。6か月以上であればBUYER側に有利なBUYERマーケット、6か月以下であればSELLERに有利なSELLERマーケットとみなされます)は、3.5か月と、昨年1月の3.6か月より下回っています。NATIONAL ASSOCIATION OF REALTORS(NAR)米国不動産協会が出した報告ですと、米国全体ではこのINVENTORY期間は3.0か月という事です。


(**中央値 中央値、: median)とは、代表値の一つで、有限個のデータを小さい順に並べたとき中央に位置する値。たとえば5人の人がいるとき、その5人の年齢の中央値は3番目に年寄りな人の年齢である。ただし、データが偶数個の場合は、中央に近い2つの値の算術平均をとる。中央値の事を、メディアンメジアン中間値とも呼ぶ。ただし、「中間値の定理」の中間値はこの意味ではない。ウィキペディア より引用)

by houstonrealtor | 2020-03-03 01:11 | ヒューストン不動産

ヒューストン日本人不動産エージェントです。テキサス州ヒューストンの不動産の売買、賃貸する人への少しでも助けになればと思い開設しました。


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