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ヒューストン野良犬事情とフォスター(里親)のお勧め)

ヒューストンは連日100F(38度)を超える猛暑が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

本日は不動産関連とは全く関係なく、私のライフワークの動物(犬)の保護に関してお話しようと思います。

私が犬の保護(レスキュー)を始めるきっかけとなったのは、5年前の初めての愛犬が亡くなった時です。
愛犬はシェルターで9年前にアダプションしたのですが、その時は全くヒューストンの野良犬捨て犬の酷い状況は全く知りませんでした。
今まで犬も飼った事がなかったので、本当に無知でしたが、犬を飼う事で、少しずつ犬の事情が分かってきました。

ヒューストンでは100万頭を超える野良犬、捨て犬がいると言われています。これは残念ながらヒューストン(テキサス)では動物保護法が緩く、バックヤードブリーダー(違法の動物繁殖)が行われており、犬の去勢避妊手術などの規制もない状態であることが大きな要因です。またギャンブルの一つとして闘犬が違法ですが行われており、それを止める法律もありません。 そのため、バックヤードブリーダーなどは正規のブリーダーのようにきちんと予防接種やその他の対応をして子犬を売るのではなく、予防接種も何もせず、そのままフリーマーケットなどで売ったり、売れなくて、病気になったものは路上に捨てたり、無料で上げたりしています。闘犬の場合は闘犬用の犬と、闘犬の為に狂暴にさせるために、噛まれる専門の犬たちもいて、闘犬に負けた犬や、噛まれて使い物にならなくなった犬などは同様に路上に捨てられています。 その他、コロナ中にステーホームとなり、犬を飼い始めたが、コロナが落ち着き、また皆が外に出るようになって、「犬と過ごす時間がない」などの理由で、コロナ以前以上に捨て犬があふれ、シェルターでは連日野良犬捨て犬があふれ、対応ができず殺処分をするしか方法がないような状況です。

これらの問題を解決するには、沢山の課題があり、これは一年、二年で解決できるものではなく遠い道のりがあります。

ただし、このような問題を解決する一つの手段として、里親制度(フォスター制度)のボランティアがあります。
シェルターがもう一杯なので、フォスターとして一般家庭で預かることが、その犬(猫)の命を救う唯一の手段になります。
このフォスター制度は、保護した犬たちを他州の動物愛護法などが厳しい州などに搬送するまでの間預かる制度です。だいたい2週間から6週間くらいの短期になります。
道で捨てられた犬たちはたいていおなかに虫がいたりノミがいたりして、健康な状態ではありませんが、それらの犬を保護し、薬を飲ませたり、体を洗ってあげたりして、予防接種を数回して元気な状態で、他州のレスキュー団体に搬送します。その間に家庭の愛情をもらいながら、人間を再び信用するようになります。またフォスターしている間に、各犬の性格なども分かってきますし、しつけなどもできる事もありますから、他州でアダプションがしやすい犬になります。これが私たちフォスターの仕事です。

フォスターをする場合は、レスキュー団体(保護団体)などが、餌やピーパッド、檻や薬など必要なものは提供してくれます。自分たちで用意するものは最小限です。
またフォスターをするにあたって、不明な事とか、心配ごとなどもあれば、連絡をいただければ、質問にもお答えします。
もし、フォスターをしてみて、何かの事情で続けられない場合は、引き取りや、他の方にフォスターを引き継いでもらう事も可能です。
勿論、犬の命を預かるので、ある程度の覚悟は必要ですが、犬を飼ったことのない方、動物好きな方でも、まずは気楽にフォスターをすることもお勧めです。その上で、フォスターの大変さ、可愛さ、ヒューストンの捨て犬事情などを理解する事もできるかと思います。

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(今日他州のレスキュー先に旅立った、私の約140頭目(数えてない)くらいのフォスターKENZO君)


もし、ご興味がある方がいれば是非ご連絡ください。
また、日本人の動物好きな人が集まったフォスターの会をLINEで作っており、その仲間の一人がヒューストン日本商工会のブログの記事でも、フォスターの事を掲載してくれています。こちらをご覧ください。

by houstonrealtor | 2022-07-12 08:54 | ヒューストンの生活

ヒューストン日本人不動産エージェントです。テキサス州ヒューストンの不動産の売買、賃貸する人への少しでも助けになればと思い開設しました。


by houstonrealtor