ヒューストンで一番不動産価格上昇のあるエリア(2022年第二四半期より)
2022年 07月 20日
ヒューストンで、一番不動産の価格が上昇したエリアに関しての記事がHBJ(ヒューストンビジネスジャーナル)に掲載されていましたので、抜粋してご案内します。(この情報は2022年の第二四半期、つまり4月から6月の間の統計からです)
さて、どこだと思いますか?
正解は…。
KINGWOOD (ヒューストン北のエリア)
メディアンプライス(中央値価格)32%の上昇で$370,000だそうです。(2021年の第二四半期は$280,000)
次に
KATYとCYPRESS(ヒューストンの西、北西に位置するエリア)で25%の上昇。KATYは中央値価格が$500,000、そしてCYPRESSは$430,000となっています。
GREATER HOUSTON(ヒューストンおよび近郊を含む)全体では、昨年と比較して11%の上昇、$345,000が中央値価格になっています。
価格は上昇していますが、家の売却は昨年の同じ時期と比較して、KINGWOOD, KATY, CYPRESSとも25-30%落ちたそうです。ヒューストン全体では4%減少したそうです。
尚、メモリアルエリア近郊は中央値価格が1ミリオンドルで、価格はまだ上昇しています。メモリアルドライブのCHIMNEY ROCKのエリアから610の高速の間は、中央値価格が40%上昇の2.45ミリオンドルという数字が出ています。
詳細の記事はこちらをご覧ください(ただし会員のみの閲覧になってしまうと思うので、一部しか閲覧できませんことをご了承ください)
KINGWOODはIAH(ジョージブッシュ国際空港)に近い、閑静な落ち着いた住宅地という事もあり、空港勤務関係の方などにも人気があるエリアです。ただし、過去数回にわたりハリケーンや豪雨による浸水の被害を受けたエリアも多いので、家探しはそのあたりを確認することは避けられません(他のエリアにも言える事ですが)
KATY/CYPRESSは、元々不動産価格が手ごろで、なおかつヒューストンダウンタウンやギャレリアエリアなどにもアクセスが良いという点、同じく閑静な住宅地で、学校教育にも力を入れている事もあり、同じく人気があるエリアですが、今年は価格がかなり上昇したことと、金利の上昇で、家の購入を一旦諦めて、賃貸にして様子を見る方も増えているようです。そのため、KATY/CYRESSをはじめ、ヒューストン全体での賃貸価格も値上がりしていますが、賃貸マーケットは依然好調です。
by houstonrealtor
| 2022-07-20 04:43
| ヒューストン家の買い方