ヒューストン10月の賃貸マーケット報告
2022年 11月 23日
不動産賃貸は供給が増えてきているとの報告ですが、人気のあるエリアはまだまだ賃貸物件が少なく、あまり選り好みができない状況です。
これは今年初めから続いております。学校などで人気のあるエリアにある賃貸物件の多くは、今年の不動産高騰により大家たちが売りに出したりしてしまった事もあり、新たに投資家がその高値で賃貸物件を買わない限り、もしくはそのエリアに住んでいる家主が他の物件を購入もしくは他州他国に転勤などで家を賃貸に出さない限り、来年を待っても数的にさほど増えないような気がします。これはまだ来年になってみないと分かりませんが、来年に賃貸を考えている方で学校など特定に絞っている方は、学区を広げるなりの工夫が必要になるかもしれません。
さて、以下はHAR.COM (ヒューストン不動産協会)から10月の賃貸マーケット報告が発表されましたので、ご紹介します。
下記の数字はヒューストンおよび近郊のマーケット情報になります。
10月も住宅ローンの金利が7%を超えるなど、家の購入者にとっては購入が難しい方も出てきており、その為、戸建ての賃貸は引き続き強いマーケットとなっています。HARによりますと、戸建ての賃貸戸数は、昨年と比較し19.2%の上昇、平均価格は4.3%の上昇で$2181となっております。2022年の10月は3119戸の賃貸がされました(2021年の10月は2616戸)
同時に新しい戸建て賃貸物件が39.2%上昇し、需要にあった供給がされてきている事もあり、DAYS ON MARKET(マーケットに出てから賃貸契約がきまるまで)は23日から29日となっています。
10月のタウンホームコンドミニアムの賃貸は落ち着きを取り戻しています。去年の10月は561戸の賃貸が、今年の10月は519戸と、7.7%の減少となっています。ただし、平均賃貸価格は10.3%上昇の$1888(この数字は2022年の5月の$1951という記録的な数字よりは低いです) DAYS ON MARKETは34日から33日となっています。
HAR’s Rental Market Update is distributed on the third Wednesday of each month, one week after the release of the monthly Sales Market Update. An archive of all these reports is available in the HAR Online Newsroom.
by houstonrealtor
| 2022-11-23 03:45
| ヒューストン家の賃貸